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朝が来るたび

選ばず、選べず、選ばれもせず。

それでもやはり私だけの神様がどこかにいるとして。

聞いてみたいことがあるの。

あの人と共に生きられないことの他に
あとどれだけの罰を受けたら終わっていいのか。

それほど私は前の世で
罪深きことをしでかしたのか。

もしも答えがあるのなら。


だけど、でも、たとえ答えを知ったとしても、
私はこの私を生きるほかないとちゃんとわかっていなくては。

だってこの掌の中にある小さな喜びを
私は知ってもいるのだから。
守りたいとさえ願っているのだから。

そうしてまた私は光を探し求める。
探しつづける。

まだ探してる。

朝を待っている。

by satsuki127 | 2010-09-07 02:33 | confession