sigh
失くしたものを数えずに出来るだけ
だけどみるみるうちに掌からこぼれ落ちていく
この欠片たちはいったいなんだ
日射しをよけて 嵐を抜けて やっと作り上げた水鏡に
おそるおそるかざした両の手は もはや何の役にも立たず
ぼたぼたと決して美しくはない音を立てて
乾いた土にしみ込んでいってしまう
もう何度目の繰り返し
また一からこの水鏡を磨くには
この日焼けた肌は言うことを聞きそうになく
ため息だけがこだまする
音の速さで
だけどみるみるうちに掌からこぼれ落ちていく
この欠片たちはいったいなんだ
日射しをよけて 嵐を抜けて やっと作り上げた水鏡に
おそるおそるかざした両の手は もはや何の役にも立たず
ぼたぼたと決して美しくはない音を立てて
乾いた土にしみ込んでいってしまう
もう何度目の繰り返し
また一からこの水鏡を磨くには
この日焼けた肌は言うことを聞きそうになく
ため息だけがこだまする
音の速さで
by satsuki127 | 2010-09-11 02:37 | thinking